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シャッタースピードの基本
【デジタルカメラの基礎講座(第10回)】

シャッタースピードの基本 【デジタルカメラの基礎講座(第10回)】

前回のデジタルカメラの基礎講座では、露出の三角形の「絞り値(F値)」について取り上げました。今回は、露出の三角形の「シャッタースピード」について説明します。

シャッタースピードとは?

シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間のことを指します。一コマあたり何秒シャッターが開いているのか、1秒、1/2秒、1/4秒・・・1/250秒、1/500秒というように表示されます。

シャッタースピードを変えると「被写体の写り方」が変わる

1:明るさが変わる

シャッターが開いている時間が長いほど、取り込む光の量が多くなるため明るくなります。

例えば、夜景や星空などそんなに動かないものを撮影する場合にシャッターを10秒間開きっぱなしにすると、10秒間光を当て続けることになるので明るく写すことができるのです。

2:ブレ度合いが変わる

被写体の動きを撮影する場合にも、シャッタースピードが大きな影響を及ぼします。例えば、ジャンプをする瞬間を撮影する場合、シャッタースピードが速ければカメラに写るのは一瞬なのでブレません。

反対にシャッタースピードが1秒など遅いと、一コマの中にジャンプする状態すべてが写ってしまうのでブレてしまいます。

スポーツカメラマンなど、一瞬を切り取らなくてはならない写真の場合は、シャッタースピードを速くして、1/500秒、1/800秒などで撮影をすることがあります。

こんなシーンではシャッタースピードを速めよう

・流れる水の動きを止めて水滴を写したい時
・走り回る子どもやペットを撮影したい時
・スポーツなどで動いている被写体をブレずに撮影したい時

こんなシーンではシャッタースピードを遅くしよう

・光量の少ない夜景を撮影したい時
・滝や川などの撮影で躍動感のある水の流れを表現したい時
・走る車などの残像を残したい時

次回予告

シャッタースピードの速度は、被写体の動きをどのように捉えたいのかを考えて設定しましょう。次回のデジタルカメラの基礎講座では「ISO感度」について取り上げたいと思います。

▽デジタルカメラの基礎講座
第1回:基本的な構造と各パーツの特性
第2回:カメラの選び方。画質の良さは”3つの要素”で決まる
第3回:撮像素子とは?サイズが大きいメリット、デメリット
第4回:撮像素子「フルサイズ」と「APS-C」の違い
第5回:撮像素子のサイズ比較「スーパー35mm」が業界のスタンダード
第6回:画像処理エンジンとは?rawデータで撮影するメリットとデメリット
第7回:4Kってどういいの?映像の”解像度”とは
第8回:アスペクト比(縦横比)とは?
第9回:露出の三角形「絞り値(F値)の基本」
第11回:露出の三角形「ISO感度」の基本
第12回:写り方を決める露出の三角形まとめ
第13回:”高性能のレンズ”って何?

この記事を書いた人

ZOOREL編集部
エレファントストーンで開催される月1会議でのプレゼンテーションや、社内研修をもとに記事を作成、更新します。

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