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新海誠監督の新作『天気の子』予告編から見る期待と変化

新海誠監督の新作『天気の子』予告編から見る期待と変化

©2019「天気の子」製作委員会

『君の名は。』で知られる新海誠監督の待望の新作『天気の子』の予告編映像が先日解禁された。

離島から東京にやってきた家出少年・帆高と、天気をあやつる不思議な力を持つ少女・陽菜。
二人の美しくも切ない恋模様が、新時代を迎えるすべての人たちに向けて紡がれる本作。


今回公開された予告編は、わずか1分の映像作品ではあるものの、前作に引き続きタッグを組むRADWIMPSの叙情的な音楽とともに、繊細で幻想的な新海誠ワールドを存分に堪能できる仕上がりとなっている。

これまでの作品との違いは?

新作『天気の子』では、キャラクターデザインに『君の名は。』の田中将賀氏、美術監督に『言の葉の庭』の滝口比呂志氏と以前からの製作スタッフが名を連ねる一方、作画監督には新たにスタジオジブリ出身の田村篤氏を迎えている。田村氏は、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズを手がけてきた日本最高峰のアニメーターである。

前作『君の名は』公開時のインタビューでは、田中将賀氏との出会い(Z会のアニメCM『クロスロード』(2014年)以降タッグを継続)によって、「背景美術を前面に押し出す作風」から「キャラクターアニメーションとの調和を目指す作風」への変化があったと語っていた新海誠監督。

『天気の子』でも、気鋭の才人との出会いが、新海ワールドに新たな化学変化をもたすかもしれない。

新海誠といえば、2002年に『ほしのこえ』でデビュー。この映画は25分のアニメであるが、その制作のほとんどを1人で担当したことで発売時から大きな話題となった。

同作品はSFの範疇でありオタク的ともいえるものであったが、以降はそういったSFテイストを忍ばせながらもジブリ的な要素であったり、少年少女の恋愛をテーマにすることが多い。

十八番ともいえるのは「水」、「空」、「光」の繊細な表現だ。予告編を見る限りこうした背景や自然の描写は、よりいっそう緻密に美しく進化を遂げているようだ。

雨雲の切れ間からさしこむ柔らかな光と、かすかに覗く澄んだ青空。
その幻想的な情景を見上げる二人の後ろ姿は、今作を象徴するカットとなるかもしれない。

映画『天気の子』詳細

公開日:2019年7月19日(金)
原作・脚本・監督:新海誠
声の出演:醍醐虎汰朗 森七菜
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:田村篤
美術監督:滝口比呂志
製作:「天気の子」製作委員会
制作プロデュース:STORY inc.
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝

©2019「天気の子」製作委員会

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ZOOREL編集部/コスモス武田
缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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