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美容系・メイク系の動画制作にあたって注意すること

美容系・メイク系の動画制作にあたって注意すること

エレファントストーンでディレクターをしている嶋﨑です。

最近、美容系・メイク系の動画制作に携わる機会が多くありました。本記事では、そのようなジャンルの動画制作で、気をつけたほうがいいと思ったことをピックアップして紹介していきます。

撮影前に気をつけること

香盤(スケジュール)の組み方

長時間の撮影を想定して香盤を組んでしまうと、時間を重ねるにつれてだんだん化粧のツヤやノリが悪くなっていきます。

ずっと同じメイクであればまだ直しやすいのですが、例えば、クール系→かわいい系→ナチュラル系という風に一人で何パターンものメイクを撮影する場合は、一回メイクを落として、またやり直さなければなりません。

そうするとお肌に負担がかかってしまい、場合によっては、朝にはなかったデキモノが夕方にはできてしまうこともあります。撮影にも支障が出てしまうため、香盤を組む際は長時間の撮影にならないように注意したほうがいいでしょう。

撮影時に気をつけること

肌の見え方

肌の見え方で気をつけるポイントは、毛穴・シミ・シワ・テカリです。毛穴はファンデーションを塗るだけで大半をカバーできるのですが、シミやシワ、テカリはなかなかカバーしきれません。

撮影の時はモニターで意識的にチェックして、気になる部分はメイクさんに対応をお願いしましょう。シミやシワはコンシーラー、ファンデーションを少し厚めに塗って消してくれたり、テカリをふき取ってくれたりします。

ブツ撮り

(1)商品の見せ方

化粧品のCMでジェルが”ぷるん”とツノを立てるカットを見たことがある方も多いのではないでしょうか。実際にその様なカットを撮影したのですが、想像していたよりも難しかったです。

常温で置いておくとジェルがだんだん溶けていってうまく立ってくれません。だからといって何度もツノを立てようとすると、今度は気泡が入ってしまい、画的に汚くなってしまいます。

化粧品とかに限らずこういったジェル状の商品を撮影する時は、冷やして触りすぎないようにしたほうがいいと思いました。

(2)テクスチャや色の出し方

実際に商品を使ってテクスチャや質感、色を出す場合も少なくありません。色が出やすいリキッド系や液状の商品であればそこまで気にする必要はありませんが、ペンシル系やパウダー系の商品の場合は、ただその商品を塗るだけではテクスチャや色が出にくいことがあります。

こういう時は一度容器に砕いて美容液などに馴染ませてから肌に塗ると、色が見えやすくなります。

この二つは撮影時にいざやろうと思ってもうまくいかないので、必ず事前に試してから撮影に臨むことをおすすめします。

編集(肌修正)のポイント

撮影時にシミやシワに気をつけていても、撮影後にやっぱり気になる部分が出てくることもあります。

そんな時に、肌修正をしてくれるプラグインが「フラッシュバック」から出てる「Beauty Box Video」です。このプラグインは、簡単に肌全体をなめらかな質感にしてくれます。

ただ、肌全体がぼやっとなってしまうので、それが気になる場合は「DaVinci Resolve」がおすすめです。

嶺ディレクターや山部ディレクターに協力してもらいながら色々と試したのですが、シワやシミをピンポイントでマスクで切り取って少しぼかしてあげると、他のところの肌の質感は保ったまま部分補正ができることが分かりました。肌の質感を見せたい動画にはぴったりだと思います。

まとめ

美容系・メイク系の動画制作では、撮影前に香盤やコンテをしっかりと詰めておくことと、お客様とこまめに打ち合わせをすることが重要です。美容・メイクを専門的やってきているお客様だからこそいただけるご意見や気づきがあります。

また、女性をターゲットにした商品がほとんどなので、制作チームに女性がいると話がスムーズです。

もし美容系・メイク系の動画制作をお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。エレファントストーンには女性の制作スタッフも複数名在籍しています!

この記事を書いた人

嶋﨑亜美
エレファントストーンのディレクター。1997年生まれ、熊本県出身。

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