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元AKB小嶋陽菜も始めている 流行の予感「Vlog」とは何か?

元AKB小嶋陽菜も始めている 流行の予感「Vlog」とは何か?

2019年流行りそうなことのひとつに「Vlog」がある。

Video+Blog=Vlog

「Vlog」とはその文字の通り、Video+Blogの略である。つまり、本来は文字と写真で構成されるブログを動画によって行うというものだ。海外ではYouTubeで投稿する人が多く、もう10年以上前からVlogが当たり前になってきた。

日本でもここ1年ぐらいでようやく浸透してきた。元AKB48の小嶋陽菜さんが「Welcome To Cat Nap」と題したVlogをあげたのもそのきっかけだ。

なお、日本ではVlogを行う人を「ブイロガー」と呼ぶ。

ちょっとおしゃれ、ちょっと今っぽ

Vlogと普通の動画は何が違うのだろうか? 女性誌風ならちょっと「今っぽ」、ちょっと「おしゃれ」ということにつきるだろう。

今年4月に東京・渋谷ストリームホールで開催された「Videographers Tokyo」というイベントで登壇していた大川優介さんは、Vlogの先がけの一人である。大川さんの例を見てみよう。

なんと自宅からニューヨークまで行く様子をスマホだけで撮影したものである。どことなくオシャレである。

大川さんはそれ以外にもチュートリアル動画やPR動画などもYouTubeに投稿している。ほかの普通のYouTuberとの動画との違いはあくまでスタイリッシュにだ。

こちらはAppleのCMを作ってみたというもの。YouTuberのイメージにあるような「強調した身だし」「過激な表現」といったものは一切ない。

このように日常生活をおしゃれに切り取るようなコンテンツはInstagramをはじめ非常に女子受けが良い。すでにInstagramで採用されているストーリーズ(24時間経つと投稿が消える)もVlogに近いといってよく、今後爆発的に伸びる予感がする。

Vlogを始めるには?

ただ、一般の人が「おしゃれ」な動画を作ることは敷居も高いのが現状である。実際、Instagramで投稿している(動画ではなく)写真でも「いいね」が多い人たちはお金と創意工夫で1枚のキラキラした“作品”を作っているのであって、ただ漫然と撮影した動画ではなかなか視聴回数などは伸びにくい。

上述の大川優介さんもアクションカメラであるGo Proを使って趣味のサーフィンの動画を撮影することがきっかけだったという。

そこで次回は、Vlogの作り方を紹介していきたいと思う。

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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