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“ループ”する映像作品たち【bacter】

“ループ”する映像作品たち【bacter】

今回「City」「Bringing_Up_Baby」「Traffic」という、動きがループする構造を持つ3本の映像をつくりました。

GIF動画に限らず、MVや映画など他の映像作品にもループをモチーフにしたものがたくさんあります。この記事ではその中からいくつかを紹介しようと思います。

ループ系MV

まず1本目はフランスの映像作家、ミシェル・ゴンドリーが2002年につくった、カイリー・ミノーグ 「Come into my world」

おそらくループするMVの中で最も有名でよくできた作品ではないでしょうか。

カイリー・ミノーグがパリの街中を歩き回るうちに、彼女自身、そしてその周辺にいる人やものが増えていきます。

短いメイキングもYouTubeに上がっています。

ちなみに、ミシェル・ゴンドリーが監督をしたケミカル・ブラザーズの名作ミュージックビデオをこちらで紹介しています。

2本目は、fantasista utamaro x Kazuma Ikedaによるlivetune adding 中島愛「Transfer」

走っている女の子の動きはずっと同じですが、それ以外の要素が毎回変わっていきます。最後の曲名の出し方も見事です。

ループ系映画

映画にもループのような構造を持つ名作がいくつかあります。

例えば、ハロルド・ライミス『恋はデジャ・ブ』では主人公のビル・マーレイが同じ1日を繰り返し続け、

押井守「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」の登場人物たちは学園祭の前日を繰り返し続けます。

どちらの映画もループの終焉(ビューティフル・ドリーマーに関しては夢が終わったと必ずしも言い切れませんが)をどう迎えるかが、ループ系映画の一つの見どころです。

この他にもまだいくつもループする映像作品はあります。これを機会にループ縛りで映像を探したり、見てみたりするのも面白いかもしれません。

また、ループでなくてもある一定の縛りを設けてそのジャンルの映像を見続けていくことで、新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。

▼おすすめ記事
「ケミカル・ブラザーズ×ミシェル・ゴンドリー」の名作ミュージックビデオたち

この記事を書いた人

菅野圭亮
エレファントストーンのディレクター。1990年生まれ、愛知県出身。

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