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VFXがすごすぎる! 近ごろの映像編集技術の進歩とこれから

VFXがすごすぎる! 近ごろの映像編集技術の進歩とこれから

エレファントストーンの松岡です。

映像編集の技術にはさまざまなものがあり、みなさんが普段何気なく見ているCMや映画などにも、さまざまなソフトウェアが使用され、数多くの編集技術が用いられています。今回はその中でも最近ネットで話題になった、最新の編集技術を紹介していきたいと思います!

最新の合成技術でハリウッド俳優になれる!

有名な編集技術の一つとしてVFX(映像合成技術)があります。

VFXは実写素材を元に後から表現(CGで作成したものなど)を追加し、違和感なく映像に組み込む技術で、ハリウッド映画などで主に使用されていますよね。

1980年代頃から光学合成、デジタル合成と技術進歩が行われてきた映像合成技術ですが、いくら技術が発展したとはいえ、製作者が非常に細かい部分まで作り込まなければ、視聴者は違和感を感じてしまい、映像全体の雰囲気を損ねてしまいます。

そのため、かなりの長い時間と高レベルな技術が必要とされています。ただ最近になって、ディープラーニング(機械学習)を使って、映像内の顔を入れ替える作業を、たった数分で行うことが可能な技術が登場しました〜!

【合成前(00:48あたりを合成後と見比べてみてください)】

【合成後】

こちらはハリウッド映画の「マン・オブ・スティール」に使用した例で、女性(エイミー・アダムス)の顔を、ニコラス・ケイジに差し替えた映像になっています。

全く違和感がないのが恐ろしいですね……。

ただ、顔を差し替えただけでなく、まばたきを含む目の動き、移動する頭に合わせた顔の位置、表情までも完全に反映(コピー)しているため、女装したニコラス・ケイジがほんとに演技している映像に見えます。

こういったフェイクの映像は、ディープフェイクと呼ばれています。

↑海外のYouTuberがハリウッド俳優のキアヌ・リーブスと顔を入れ替えた映像を作成したことで、話題にもなりました。

(私は以前から彼らのInstagramのアカウントをフォローしていたので、当初ストーリーで流れていたものをリアルタイムで見た際は、何の説明の記載もなく、本物のキアヌかと思ってました)

プロのダンサーにもなれちゃう技術?

上記で紹介した顔のコピー技術以外にも、自分の体の動きを他の映像からコピーできる技術が登場しています。

こちらはカリフォルニア大学が発表した新技術で、ソースビデオの動きを検出し、それを別の映像の人物の動きに反映させることが可能な技術になります。

【コピーの流れ】
ビデオA(ソースビデオ)→ポーズ検出→棒人間モデルに変換→ビデオBに反映

モーションキャプチャに似ていますが、モーションキャプチャとは違いこちらはCGを使用しません。
映像さえ用意すれば、ソースの映像に合わせて動かすことが可能です。

キレッキレなダンスを自分に踊らせることもできますね……!
(Justin TimberlakeのCan’t Stop The Feeling!とか踊りたい……)

まとめ

今後ますます技術が発展したら、何がフェイクで、何が本物なのか、いよいよ見分けが付かなくなりそうで怖いなって思っちゃいました。悪用された例もあるので、こういった技術が広まるのは一概に良いとは言えませんね。

面白い映像とか素敵な映像とか、是非プラスな方向で使用してもらえたら良いなって思います。
(個人的にはキャスト有りの撮影で漏れとかあった際に、この技術利用したいなって思いました)

この記事を書いた人

松岡大樹
エレファントストーンのプロデューサー。1995年生まれ、仙台出身。

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