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地上波最長「ファイナルファンタジーのCM」が話題!

地上波最長「ファイナルファンタジーのCM」が話題!

ファイナルファンタジー・シリーズをプレイされた経験はおありでしょうか?

映画のような美麗な映像と壮大な物語、魅力的なキャラクターで世界のゲームファンを熱狂させた不朽の名作『FINAL FANTASY VII』(1999年7月)が、来年3月に当時の主要スタッフらの手によって『FINAL FANTASY VII REMAKE』(以下、FF7)としてよみがえります。

その発売に際し、先日テレビCMが放送されたのですが、なんと地上波史上最長となる7分という驚きの内容に! ゲームファンにとどまらず大きな話題になっているので、簡単にですがご紹介してみたいと思います。

地上波最長、一夜限りのスペシャルCM!

『FINAL FANTASY VII REMAKE』のCMは、11月2日~3日にフジテレビで生放送されたテレビ番組「FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!」向けに特別に制作されたものです。

視聴された方も多いと思いますが、その内容は、それまでFF7に興味のなかったクールな青年(窪田正孝)が、ファイナルファンタジーの世界に惹かれるようになる過程をドラマ仕立てで描いています。

時計の文字盤からファイナルファンタジーの世界観を彷彿させる見事なイントロダクション。同じカットの映像が、後になってまったく別の意味を持ってもう一度あらわれる構成も巧みです。

FF7のパッケージカラーでもある、エバーグリーンの色使いもとても印象的。いろいろと映像づくりの参考になるポイントが多く、ドラマ性もあって長尺なのに、最後までひとつも退屈することのない素敵なCMです。

ファイナルファンタジー・シリーズの名曲「プレリュード」が流れはじめるあたりから、学校をさぼって没頭していた学生時代の記憶がよみがえり、つい涙ぐんでしまったことは、ここだけの内緒にしておいてください。

ちなみに、CMではカットされた6分間の未公開シーンも含めた13分にわたる特別長篇の“Special Edit”も公開されています。

さらなる長尺とあって、TV CMバージョンよりドラマ性が増しています。

11分前後から玉山鉄二さんが、コミカルな動きをしながらチョコボのテーマを口ずさむシーンがとても印象的(なんとアドリブだそう!)。思わずクスッとしてします。

見たあとの余韻が素晴らしく、ノスタルジックであたたかい気持ちになれます。個人的にはこちらのヴァージョンの方が好みで、ふと思い出しては、なんどか見返しています。

FFシリーズをやったことがアル派の人も、ナイ派の人も、きっとお気に入りのシーンが見つかるであろう密度の高い作品なので、仲の良い友達や恋人と一緒に見て感想を言い合うのもおすすめです。

世界最長CMも日本人!?

地上波に限定せず、全世界のテレビ史上いちばん長いCMってなに?

そんな素朴な疑問に思いあたって調べてみたところ、歴史上ナンバーワンの最長CMは、なんと30分もの長さがあることが判明しました。びっくりの長さですね。下手したら番組より長そうです。

しかも、そのCMが流れたのも日本の番組なんです。カナダ人兄弟と日本人2人の混成バンドMONKEY MAJIK(モンキーマジック)が、2010年にCS音楽チャンネル・スペースシャワーTVで世界最長となる30分のCMを放送し、ギネス世界記録として認定されています。

内容は、彼らの10年間のヒット曲のミュージックビデオを一覧できるものになっています。ミュージックビデオは一貫したコンセプトやドラマ性を要求されるコンテンツであり、短編映画のような起承転結と美しい映像で見せるものが多いため、長篇CMとの親和性が高いのもしれません。映画とも相性が良いですよね。

日本だと、紀里谷和明監督(『CASSHERN』等)が硬質な美学を感じさせるPVで一躍名をはせたクリエイターとして著名ですし、大林宣彦監督(『時をかける少女』等)もバブル黄金期に一日一本のペースでCMを作り続け「CM界の巨匠」の異名をとるにいたったエピソードが有名です。

まとめ

『FINAL FANTASY VII REMAKE』のCMから長尺のPR動画のポイントを探ると、主に以下の3つが挙げられます。

✔イントロダクションで心をつかむシーンを用意する
✔起承転結をはっきりさせて飽きさせない
✔商品と関連づいたカラーを連続して使う(ユーザー向けに小ネタを用意)

予備知識なしに見てもたいへん面白い作品ですが、ショートドラマのお手本のような構成になっているので、ぜひ映像づくりの参考にもご視聴いただけるとうれしいです。

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世界的に有名な映画監督が手がけたCM4選

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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