MARKETING

地方に人材を呼び寄せよ『採用は動画・映像でPRする』時代

地方に人材を呼び寄せよ『採用は動画・映像でPRする』時代

滋賀県長浜市が10月末にあげた職員採用動画が話題です。すでにテレビなどにも取り上げられていますが、作詞・作曲・写真撮影・動画編集は「すべて市職員の手作り」のミュージックビデオとなっています。

しかも、音楽がヘビーメタル調!! 元ヘビーメタラーとして見るとメロコア、パンク的な要素も強いと感じるものの、何はともあれロック調に仕上がっています。

職員採用動画なのに1週間で2万再生を突破、年々応募が減っているという長浜市の職員採用に関して一石を投じました。

虫歯もMVで

長浜市はこれ以外にもこれまた手作りで虫歯ソングを作り「お茶でバイバイ!ムシバイキン」という動画をあげています。

こちらはダンサブルな一曲になっていて、ヘビーメタルにしてもダンスミュージックにしても、市の広報課っぽくなさが逆に印象深く仕上がっています。

職員採用は動画で行う時代?

職員採用に関する動画は意外にも『YouTube』で多く発見することができます。しかし、どうしても職員採用動画というとお堅い印象が多く、ほとんどが再生数1000回程度です。

そんな中で一切のしゃべっている様子がなく荘厳な音楽と共に仕事のかっこよさを出しているのが、横手市消防本部の採用動画です。

このように地方自治体にとって職員を確保する、つまり応募を増やしていきたいというのは一つのテーマになっていますが、一方で採用にかける予算が多いわけでもありません。

そこで、多くのビデオは手作りになっています。

少し前の事例ですが、2014年に公開された札幌市土木職の職員募集動画も出演はもちろん、主題歌の作詞・作曲まで職員が行っているそうです。歌っているのはバーチャルシンガー「重音テト」だとか。

背景は少子高齢化社会。

現在、地方公務員は社会人経験者を多く採用しています。平成30年度は85%以上の自治体が社会人経験者の採用を行い年齢制限も59歳以下にするなど幅広い人材の確保にやっきになっています。

ただでさえ、若者の人数が少ないのに地方の公務員になってくれる人は決して多くないのが現状です。そのために、ユニークな採用PRを行う自治体は増えています。

明石市は採用ハンターが登場。

生駒市は職員採用に対して毎年ポスターでひとひねりを加えるのが定常になっています。動画でもポスターほどではないにせよ、インスタグラムのハッシュタグ風のキーワードをもとにやりがいが描写されています。

このように工夫された動画の中には1万を超える再生数でアピールに成功しているものもあります。未来につながっていくといいですね。

▼こちらの記事もおすすめ
地方自治体のPR動画4選 斬新なアイデアで話題を呼ぶ動画の特徴【前編】

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
大学卒業後、複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。物覚えは悪いが好奇心だけは人一倍強い。

ZOOREL編集部/黄鳥木竜の書いた記事一覧へ

タグ

RELATED ARTICLES 関連記事