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映像・動画マーケティングのトレンド2020年版
記事にも音声にも有効活用しよう

映像・動画マーケティングのトレンド2020年版 記事にも音声にも有効活用しよう

中小企業こそ効果的な映像や動画、動画広告を戦略にすべきという声は多いです。LYFEMARKETINGによると、2021年までに20億人が製品、サービスをオンライン上から購入するといいます。

そこで、まずは映像や動画、それを伴った動画広告がいかに大事かをまず紹介します。

Single Grainの2019年以降のデジタルマーケティングのトレンド(Nidhi Dave著)より映像、動画に関する部分をまとめてみました。

動画マーケティングのトレンド

■動画広告は今日最も重要なトレンドの一つで今後5〜10年後も可能性があります。そのために、デジタルマーケティングの戦略に動画広告の重要性を示しています。

■消費者の70%はブランドの映像を共有して楽しんでいるといいます。

■72%の企業が動画のコンバージョン率が向上したといいます。

■消費者の52%はオンラインで製品を買うときに、映像や動画を見ることで意思決定に自信が持てると答えています。

■エグゼクティブの65%がマーケティング担当者のWebサイトを訪問し、39%が動画を見た後に問い合わせの電話をかけています

■映像や動画はユーザーが最も新製品について知る際に人気のある手法(68%でダントツ1位)です。

■GoogleはWebサイトに動画を含んでいる場合、1ページ目に表示される確率が53倍になります。動画はSEO対策にもなるのです。

そう考えるとすぐに『YouTube』に動画をアップロードする方法を思いつきますが、思ったほど再生数が伸びない、効果的でなかったという声もあります。実際に、動画をアップロードする手段はそれだけではないですよね。

動画の活用方法

実際に同サイトでは、「Facebook」、「Instagram」、「LinkedIn」で動画投稿を作成したり、ライブブロードキャストを開始したりできること、「Facebook」だけで1億時間以上の視聴があることを指摘しています。

特にパソコンよりスマホにシフトしている現代社会では、両方のデバイスで同じように見れることが大事になります。「過去の長い販売ページとメールは、モバイル画面では読みにくいため、効率が低下しています。 しかし、動画はプラットフォームに関係なく完全に機能する形式で同じ情報を表示できます」と同サイトはコメントしています。

特に動画はフォーマットを変換することで「YouTube」をはじめ複数のサイトで有効活用することができます。使い方のコツは以下だといいます。

■文字起こしをして映像や動画を記事にも使用しましょう。埋め込まれたYouTube動画の下でブログに文字起こしを公開します。

■字幕付きの動画をFacebookにアップロードします(Facebook動画は、共有されたYouTube動画よりもはるかに高いインプレッションシェアとエンゲージメントを獲得します

■短い書き直しと関連する統計データや画像を追加して、独立した別のブログ記事に再利用できます。

■音声のみを抽出し、ポッドキャストエピソードとして使用します。

■メルマガなどのメールマーケティングで動画のサムネイルを使用し、件名に「動画」という単語を使用することでメールのエンゲージメントを高めます。

まとめ

このように映像や動画は、「映像を作る」だけでなく、その後の「活用方法を探る」「キャンペーンを組む」といった行動をセットで考えることが大切なようです。

もちろん、効果的な映像・動画を作ることも大切です。次回は実際にどうしたら効果的な動画広告が作れるかを紹介しましょう。

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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