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アニメだけじゃない!企業のYouTubeチャンネルでの成功事例を見る

アニメだけじゃない!企業のYouTubeチャンネルでの成功事例を見る

5G時代こそ取り組みたい YouTubeでの自社チャンネルの重要性」の記事で、企業こそYouTubeで動画チャンネルを作ってみてはという話をしました。今回は自社チャンネルの成功事例を見ていきたいと思います。

前回お伝えした通り、まだまだアニメ業界など特定の企業を除き国内企業のYouTubeチャンネル利用は、海外企業に比べて遅れをとっているのが現状です。

一方で、運営を軌道に乗せて自社のブランディング、マーケティングおよびエンゲージメント創出を成功させている事例もあります。その中でも、おもしろいと思った取り組みを以下に2つ紹介したいと思います。

YouTubeチャンネルでの成功事例

営業のプロが営業の奥義を伝授!

営業マンに向けて「即決」にこだわった営業メソッドを指南する株式会社即決営業さんのYouTubeチャンネルがこちら。

この動画を見ても分かるように、コンテンツ自体は、社員が営業のノウハウについて語っているものがほんとんど。制作コストはかなり安くおさえられているはずですが、チャンネル登録者数は9500人にのぼり、1日の平均再生数3000回を達成しています。

成功のカギはターゲットとニーズを明確に捉え、ユーザーファーストのHowTo動画を定期的にアップしていることでしょう。中小企業や個人事業主がとるべき手法として参考になる点の多いチャンネルです。

純粋におもしろさを追求したボンボンTV!

「ボンボン」という名前にピンときた方も多いことでしょう。そう、講談社とUUUMが共同運営しているチャンネル・ボンボ ンTVは、惜しまれながらも2007年に廃刊した児童向け漫画雑誌「コミックボンボン」が動画コンテンツとして復活したものです。

人気YouTuberたちが「やってみた動画」を毎日アップしている『ボンボンTV』は、2015年に開設されてからチャンネル登録者数が増え続け、現在では200万人を突破。2017年には雑誌「コミックボンボン」のWeb版の刊行も再開されています。

廃刊になった雑誌がYouTubeでのブレイクを経て復活するというのは、何とも現代らしい再生事例といえるでしょう。

しかしこの『ボンボンTV』がすごいのは、雑誌再開以降もほとんど自社商品のアピールをせず、ひたすらおもしろいコンテンツ作りに徹していることです。

講談社という大企業お抱えのチャンネルにも関わらず、販売促進にはしらず純粋にエンターテイメント性を追求しつづけている『ボンボンTV』のぶれない姿勢とフィロソフィーは、企業の大小に関わらず自社チャンネル運営の上で学ぶべきところが多いです。

ターゲットを明確にしぼっ たコンテンツ作りがなされており、教育者向けのチャンネル『ボンボンアカデミー』、未就学児向けのチャンネル『いちなるTV』も同時運営されているので、そちらもあわせて確認していただけるとうれしいです。

まとめ

以上は「営業」「出版」というカテゴリーでの成功事例でした。このようにどんなジャンルであっても人気のYouTubeチャンネルを作ることはできると思われます。ぜひ、自分の企業をアピールしたいと思ったらチャンネル作成を考えてみてください。

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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