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新型コロナウイルス感染症の情報は「ライブ」で。在日外国人向けサービスがローンチ

新型コロナウイルス感染症の情報は「ライブ」で。在日外国人向けサービスがローンチ

在日外国人の不安を少しでも和らげようと、ベトナム人に特化した人材紹介を行なうユアブライト株式会社が2月17日より新型コロナウイルス感染症の対策動画をあげているのをご存じだろうか?

それによると、日本における情報の多くは日本語で発信されており、在日外国人は正しい情報にアクセスすることが困難になっているという。

また、SNSで母国語で発信されるニュースは不確かな情報も多く、不安を煽るような情報が多く出回っていてリテラシーが試される状況なのだとか。

そこで考えたのが『Facebook』と『TikTok』を利用して、ベトナム語で新型コロナウイルス感染症に関係する情報を動画配信すること。Facebookではライブ動画も利用し、ベトナム人の視聴者からの質問にも答えることができる範囲で答えるという。

プレスリリースによると、情報配信は下記のソースを利用する予定だ。

– 厚生労働省から発表されている感染状況
– 政府機関が発表している手洗いなどの啓蒙
– 日本の新聞や通信社が発表しているニュース

さらにベトナム語で解説を付け加えていく。

・実施期間

2月17日の午後15時より開催し、週3回のペースで行う予定。
新型コロナウイルス感染症の状況により、開催回数および開催期間は調整される。

・実施プラットフォーム

【Facebook】YourBrightチャンネル
【TikTok】YourBrightチャンネル

まじめな取り組みは少ない

新型コロナウイルス感染症対策に真摯に取り組んだ映像は実は少ない。ニュース番組で報じられる(またその転載)ぐらいなのが現状だ。

その中で、独自に情報を翻訳して伝えるというのはとても価値のあることだ。願わくばこのような映像の使い方が増えると良いのだが……。

コロナウィルスが映像・映画業界に与えた影響まとめ

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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