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YouTubeの広告フォーマットをご紹介!

YouTubeの広告フォーマットをご紹介!

動画配信サイト最大手「YouTube」には、いくつかの広告フォーマットがあります。スキップできる広告と、できない広告があるのはなぜなのでしょうか? それぞれの広告の違いについて探ってみました。

YouTubeの広告フォーマット

YouTube広告にはいくつか種類があります。YouTubeのヘルプページ「YouTube の広告フォーマット」を参照すると、下記のフォーマットあることがわかります。

ディスプレイ広告

YouTubeの広告フォーマット_ディスプレイ広告
パソコン対応のプラットフォームで、おすすめの動画一覧の上部と、注目動画の右側に表示される広告です。サイズは、「300×250」 および 「300×60」。

オーバーレイ広告(以前の In-Video)

YouTubeの広告フォーマット_オーバーレイ広告
パソコン対応のプラットフォームで、動画の下部20%に半透明の広告が重なって表示されます。サイズは、「468×60」および「728×90」。動画広告ではなく、イメージもしくはテキストの広告となります。視聴者は×印をクリックすれば非表示にできます。

「詳細を知りたい」と興味・関心を思ってもらえるような広告バナーが望ましいでしょう。

スキップ可能な動画広告(以前の TrueView インストリーム)

YouTubeの広告フォーマット_スキップ可能な動画広告
パソコンとモバイル、テレビ、ゲーム機に対応のプラットフォームで、5秒間広告が再生された後、スキップするか残りの部分を見るかを視聴者が選択できます。動画本編の前後または途中に挿入します。

5秒後にスキップされないためには、冒頭のインパクトや、続きが気になるような構成にすることが重要と考えられます。

スキップ不可の動画広告(スキップ不可インストリーム)

YouTubeの広告フォーマット_スキップ不可の動画広告
パソコンとモバイルに対応のプラットフォームで、スキップ不可の動画広告は、最後まで見ないと動画を視聴することができません。動画の長さは15秒となっています。

バンパー広告

YouTubeの広告フォーマット_バンパー広告
パソコンとモバイル対応のプラットフォームで、最長6秒の動画広告を最後まで見なければ、動画を視聴することができません。スキップも不可です。訴求ポイントを絞った、印象に残る動画が求められます。

スポンサーカード

YouTubeの広告フォーマット_スポンサーカード
パソコンとモバイル対応のプラットフォームで、カードのティザーを画面右側に数秒間表示し、動画に関連する商品やサービスなどのコンテンツを掲載できます。

「スキップ不可の動画広告」が全パートナーに開放された

YouTubeは2018年8月23日に、これまで一部のパートナーに限定して提供していた「スキップ不可の動画広告」を、YouTubeパートナープログラムに参加しているすべてのクリエイターに開放すると発表しました。

「スキップ可能な動画広告」は、視聴者がスキップした場合はクリエイターに広告収入が入らない仕組みとなっています。今回の仕様変更に伴い、クリエイターは動画広告スキップの”可否”を選択できるようになりました。そのため、これまでと比べるとクリエイターに多くの収入が入ると予想されます。

YouTubeではどの広告を選ぶべき?

YouTubeで広告を出してみたいと思っているけれど、どれを選べばいいか迷ってしまうという人もいるかと思います。まず知っておきたいのは、ディスプレイ広告とオーバーレイ広告、スポンサーカードは基本的に動画広告ではありません。

動画広告を掲載したいのであれば、スキップ可能もしくはスキップ不可、バンパーのいずれかとなります。

YouTube広告を使い分けよう

YouTube広告はプロモーション方法の用途によって、好きなものを選ぶことができます。それぞれの特徴を押さえた上で、広告配信の目的に合ったフォーマットを選択すると良いですね。

「動画広告」についてもっと詳しく知りたいという方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。

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動画広告って本当に効果あるの? 効果的に活用する3つのポイント

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ZOOREL編集部
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