HOW TO・TIPS

海外撮影をスムーズに進行させるノウハウ〜コーディネーター編〜

海外撮影をスムーズに進行させるノウハウ〜コーディネーター編〜

海外撮影は日本での撮影とは事情が異なります。台湾での撮影をした際に、現地の事情や環境に精通したコーディネーターにサポートを依頼したところ、予想以上にスムーズに進行することができました。コーディネーターに依頼した仕事内容や撮影スケジュールをノウハウとしてお伝えします。

現地スタッフを手配した撮影体制

今回の台湾での撮影には、「ディレクター」「プロデューサー」「カメラマン」「コーディネーター」の計4名が日本からのスタッフとして参加しました。そのほかの、「撮影助手」2名および「照明部」2名は現地スタッフに依頼しました。

なぜ撮影助手と照明部は現地スタッフに依頼をしたのかというと、予算の観点から交通費のコストがかからない選択をしたためです。日本から台湾への4人分の往復交通費を抑え、それ以外の部分にあてました。

映像制作,海外撮影

ホームでの撮影に近づけるのがコーディネーター

以下は、コーディネーターに依頼した主な役割です。
・通訳
・現地撮影の許可取り
・レンタカーなどの移動手段の手配
・現地スタッフ(撮影助手と照明部)の手配
・撮影機材の手配とピックアップ
・食事の手配
・宿泊施設の手配 など
これらの協力をしていただいたことにより、海外撮影を日本での撮影に限りなく近づけることができました。

撮影日数は多めに確保するとスムーズ

実際の撮影スケジュールは以下の通りです。

0日目:コーディネーターとカメラマンが前乗りしてロケハンと事前準備

1日目:他のスタッフが合流して実景撮影→工場ロケハン

2日目:工場の撮影

3日目:機材の返却→帰国

海外撮影の場合は、通常よりも長めのスケジュールを確保することをおすすめします。今回はコーディネーターとカメラマンに現地へ前乗りしていただき、ロケハンや機材チェックなどの事前準備をお願いしました。この日があったからこそ、その後2日間の撮影が段取りよくに進行できたといえます。
天候に左右される撮影の場合は、念のため予備日も確保できるとなお良いでしょう。

撮影についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:「撮影」ってどんな感じなの? エレファントストーン流撮影スタイル

慣れない海外での撮影を支障なく進行するために

大事なポイントは現地に詳しいコーディネーターに依頼をすること。そして、スケジュールに余裕を持たせることです。エレファントストーンは海外撮影が必要な案件も対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部
エレファントストーンが運営する「ZOOREL」の編集部です!映像のトレンドにまつわることなどをピックアップしてご紹介します。

ZOOREL編集部の書いた記事一覧へ

タグ

RELATED ARTICLES 関連記事