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動画広告って本当に効果あるの? 効果的に活用する3つのポイント

動画広告って本当に効果あるの? 効果的に活用する3つのポイント

SNSを利用しているみなさんであれば、日常的に動画広告を目にする機会も多いのではないでしょうか。

そんな中、自社でも動画広告を活用してみたいけれど“本当に効果があるの?”と懐疑的な方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方へ向けて、動画広告の効果や活用する際のポイントをお伝えするので、判断材料にしていただければ嬉しいです。

スマホ利用の拡大により動画広告市場が拡大

過去の動画市場予測と結果の考察」の記事でもご紹介している通り、動画広告市場は年々右肩上がりに拡大しています。2022年には4187億円、2024年には4957億円に達する見込みです。(サイバーエージェント調査)

市場拡大の最も大きな要因は、スマートフォンの普及。今や年齢層を問わず全ての世代がスマートフォンを利用するようになっています。

動画広告が効果的な理由はそれだけに留まらず、テキストや静止画に比べて情報量が圧倒的に多いこともあげられます。例えば静止画と比べると動画の情報量は約5000倍。1分間の動画が持つ情報量は、Webページ3600枚分ともいわれています。もちろん動画の内容にはよりますが、テキストや静止画だけでは伝わりきらないような情報やイメージが、動画にすることで伝わりやすくなるのは確かです。

動画広告についてさらに詳しく知りたいという方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。

関連記事:YouTubeの広告フォーマットのうち動画広告は3つ
ブランディング動画って? ブランディングこそ映像で伝えよう

動画広告のメリット

・圧倒的な情報量を持つ
上述した通り、テキスト広告やバナー広告に比べて一度に多くの情報を伝えられます。

・見た人の記憶に残りやすい
動画は文字、音声、画像とあらゆる要素を掛け合わせて伝えられるので、見た人の記憶に残りやすいのです。

・購買行動につながりやすい
動画広告を見た人のほうが商品の購買につながっている率は高いとされています。

・拡散されると費用対効果が高まる
動画を見た人がSNSなどで拡散してくれた場合に、期待していた以上の広告効果を得られるケースがあります。

動画広告のデメリット

・配信するプラットフォームによってフォーマットや種類が異なる
動画広告といってもYouTube、Instagram、Twitter、Facebookとプラットフォームによってフォーマットや種類が異なります。そのため、配信先にあわせたクリエイティブを用意する必要があります。

・クリエイティブの制作に少なからずコストが発生する
動画生成ツールを活用する場合も、制作会社に依頼をする場合も、少なからずコストが発生します。どのような動画広告を制作するのかによって適切な判断をしましょう。

効果的な動画広告のポイント

1. ○○らしさを伝える

動画広告で商品やサービス、あるいは企業の魅力を伝えたいと思うのならば、まずはこの○○に当てはまる言葉のイメージを考えてみましょう。

ポイントは、得たい効果を明確にすること。「動画広告を見た人に、何を伝え、どんな印象を与えたいのか」。また、その結果「自社のサービスや商品、ロゴを見たときに、どのように感じてほしいのか」を明確にしましょう。それにより他社との差別化を図り、メッセージ性の高い動画を作ることができます。

そこからさらに、あのサービス・商品ならこの企業だし安心、といったイメージまで持ってもらえれば、「知覚品質」や「ブランド連想」といったマーケティング効果まで期待できます。

2. ストーリーにして伝える

動画広告でブランドイメージをうまく伝えるために使われている手法のひとつに、ストーリー動画があります。ストーリー動画は、ユーザーの関心を集め、認知度を高めやすい方法です。

ただし、ストーリー動画にすれば何でもいいというわけではなく、ブランドコンセプトがうまく伝えられるような動画でなければ効果が薄れてしまいます。

商品広告動画であれば、商品をストーリーの中のどのタイミングで、どのように見せるかによってイメージは変わります。また、サービスの動画広告であれば、ストーリーの組み立て方や展開によってそのサービスの印象がガラリと変わります。

そのストーリーを見せることで自社のサービスや商品に対して湧くイメージを考えることがポイント。ストーリーに見立てて動画広告を制作することで、ユーザーに与える広告への不快感も軽減できます。

3. ロゴやネーミングで印象を残す

ロゴやネーミングを印象づけることも重要です。動画広告で一般的なのは、ロゴを最後に紹介して、視聴者にロゴを覚えてもらう方法です。一見「何の広告だろう」と思うような動画広告でも、最後に会社のロゴが出てくると、「あの会社はこんな動画も作っているんだ」という印象を与えることができます。

しかし、動画広告を見るようなユーザーは、1日に複数の動画を見ている可能性が高いもの。さりげなく最後にロゴを表示するくらいでは、覚えてもらえないかもしれません。

商品の動画広告であれば、名前を覚えてもらうためにテーマソングを作って動画の中で流したり、オリジナルキャラクターを登場させてアピールしたりする方法もあります。最後にロゴを表示することで、さらに強く印象づけられそうです。

動画広告をはじめるなら効果的に

今回紹介した3つのポイントをしっかりと押さえて作られた動画広告は、メッセージ性が強く、ユーザーの印象に残りやすいものとなります。まずはどのような目的を持ちとどのような効果を見込むのかを意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。

エレファントストーンはこれまで業種、業態を問わずさまざまな企業の動画・映像を制作してきました。動画・映像にまつわる気になることがあれば、どんなに些細なことでも構いませんのでお気軽にご相談ください!

この記事を書いた人

ZOOREL編集部
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