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「記憶色」と「記憶色」、脳が勝手に思い出を色鮮やかに変換する!?

「記憶色」と「記憶色」、脳が勝手に思い出を色鮮やかに変換する!?

人間は眼を通じてモノを見ている。そして、眼の網膜に映し出された像は脳に送り届けられ、我々はモノの色と形を捉えることができる。

ところが、人間は脳内で勝手に思い出を良い色に変換しているのをご存じだろうか? それが「記憶色」だ。

Canon(キヤノン)は以下のように記載している。

記憶色(印象色)とは、人がイメージとして記憶した色のことで、実際の正確な色とは違う場合もあります。 人間は脳に記憶した色は実際より色鮮やかに記憶する傾向があり、このイメージを再現するために、写真を記憶色に調整します。
– 写真用語集 – キヤノンイメージゲートウェイより引用

そう、記録した映像や写真が本来の色であるにも関わらず、自分の脳内のイメージと異なってしまうことがあるということだ。こうしたカメラなどで撮影した色を「記録色」、自分の脳内にある色を「記憶色」と呼ぶ。

キヤノンの通り、記憶色では色はより鮮やかになるが、モノによっても違う。上記の図はバートルソンの1960年の論文によるもの。

例えば、人間の肌(Fresh)はxy色度図という空間の中でxの値が記録より低い値になり、日焼けした肌(Tan Fresh)ではxは低く、yは高い値になる。簡単にいうと人間の肌の場合、色は変わらないが赤みが少なく色白に見えている、ということになる。

よりわかりやすい例だとソメイヨシノがある。桜の色は皆ペールトーンやライトトーンのピンクを思い浮かべるが、実際のソメイヨシノは白に近いものだ。そこでピンク味を帯びるように撮影加工することになる。つまり、桜の場合は色味を変えて脳内で覚えているということだ。

デジタルカメラの世界でよく言われている言葉がある。

Canon(キヤノン)は記憶色に近い撮影ができ、Nikon(ニコン)は記録色を忠実に再現しているというものだ。こうしたメーカーごとの違いはやはりあって、ペンタックスは緑が綺麗に出せるとか、ソニーはやや彩度が抑えめとか色々なことが言われている。

では、実際に撮影をしてみたらどうだろうか。同じ対象物をもとに異なるメーカーのカメラで撮影したときの様子をお届けしていきたい。

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
大学卒業後、複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。物覚えは悪いが好奇心だけは人一倍強い。

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