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VFXとSFX、CGの違いって何?
知ってるようで知らない単語たち

VFXとSFX、CGの違いって何? 知ってるようで知らない単語たち

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を先日見に行った。11月23日に公開された同作品は実は上映シアターによって、吹き替え版、字幕版の違いのほかに2Dなのか3Dなのかといった違いもある。

私が見たのは2D吹き替え版になるのだが3Dであればどれだけ迫力があるのだろうかというシーンが散見された。

その時、ふと疑問が浮かんだ。それはこの映像技術を何と呼ぶのかだ。日本では、VFX、SFXの類は混同されていて「よくわからないがすごいコンピュータグラフィックスはそんな感じの横文字を使っておけばよいだろ」感が満載だ。そこで、ここは映像制作の会社のサイトらしく“正確な意味”を確認していきたいと思う。

VFX

ヴィジュアルエフェクツ(Visual Effects)の略で、簡単にいえば映像を加工する技術のこと。

例えば、映画では単色の緑色などの背景で撮影をしておき、その後に背景をコンピュータグラフィックスで合体させる。また、アクションシーンでは宙づりをしているワイヤーを削除したり、爆発シーンでは爆発を加工で足したり……映像を撮影した後にコンピュータで後から加工すること全般を指す。

宇宙、恐竜の世界、怪物などを再現するにはVFXが必要。分かりやすい例でいえば、『マトリックス』『ジャングル・ブック』『ジュラシック・パーク』など。

SFX


スペシャルエフェクツ(Special Effects)の略語。VFXと違い特殊な加工を直接的に行う撮影技術、つまり特殊撮影のこと。

美術や光学処理がある。美術的なものでいえば、特殊メイクで怪物を作り上げた着ぐるみ、実際にモンスターを機械を使って動かす、爆発などがある。例として『スターウォーズ』のヨーダなどがこれにあたる。

ほかに特殊効果、FX、SPFXなどとも呼ばれることもある。日本で“特撮”といえば、戦隊シリーズものや仮面ライダーシリーズ、ウルトラマンといったヒーローものを思い浮かべる読者が多いだろうか。だが、あれは特撮の一部分であり、例えば『妖怪大戦争』だって特撮なのだ。

CG


コンピュータグラフィックス(Computer Graphics)の略。日本では元々CGといえば、ドット絵とも呼ばれる2D CGが主流であった。

『ファイナルファンタジー』に代表されるファミコン、スーパーファミコン時代には色数や容量、メモリに制限がある中でいかに美しい芸術的な絵を生み出されるか、日本の職人魂的な力が発揮された。

だが、海外でCGといえば3D CGのことで、2Dはドローイングと呼ばれている。ゲームでいえば1993年以降『バーチャファイター』や『スターフォックス』以降主流になったポリゴンによる描写のことである。

現在はCGといえばゲームだけにとどまらず映画、アニメ、テレビなど多様な場面で見ることができる。コンピュータで作成した画像であればCGなので、VFXはCGのうち1項目ということになる。

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以上3つの違いについて説明した。意外と混同していた読者も多いのではないだろうか? 現在の映像制作ではどれも欠かせない技術ばかりで、実際に予算の多い映画などでは全てのスキルが使われている。一方で、それぞれに要求される技術は違うので、細かな専門家がたくさんいることになる。なかなか奥の深い世界なのだ。


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